フィリップ・マカリスター

米航空宇宙局(NASA)
宇宙運用商業宇宙飛行部門ディレクター

PhilipMcAlister

フィリップ・マカリスターは2005年にNASAに入社し、現在はワシントンのNASA本部で商業宇宙飛行部門のディレクターとして、商業宇宙飛行宇宙船、システム、能力の設計、開発、実証およびサービスに関連する問題についてNASAに助言を与えている。

マカリスターは、サブオービタル・クルー・プロジェクトを含む商業クルー・プログラム、国際宇宙ステーションへの民間宇宙飛行士ミッションや新たな商業宇宙目的地の開発を含む商業低軌道開発プログラム、NASAが国際宇宙ステーション国立研究所の管理を委託している非営利団体、宇宙科学推進センター(CASIS)など複数のプログラムを監督している。

この任務に就く前は、商業貨物システム(商業軌道輸送サービス)を監督し、スペースXドラゴンやノースロップ・グラマン(旧オービタル・サイエンシズ)のシグナス貨物輸送システムの開発を促進した。また、「米国有人宇宙飛行再検討委員会」(オーガスティン委員会)のエグゼクティブ・ディレクターも務めた。2010年、NASAの「エクセプショナル・サービス・メダル」を受賞。

NASA以前は、フュートロン社のディレクターとして、航空宇宙ビジネス分析と技術評価を行う部門を統括。フュートロン入社以前は、TRW社で10年間シニアマネージャーを務めた。

アヴェレット大学で経営学修士号、ジョージ・メイソン大学でシステム工学修士号、メリーランド大学で物理科学学士号を取得。