惑星、月、天体物理学、太陽物理学の分野で米航空宇宙局(NASA)のロボット探査ミッションをサポートするためのロッキード・マーチンの体制づくりの責任者として、科学、工学、プログラム関係者と協力し、迅速かつ説得力のあるミッション・ソリューションを構築している。ロッキード・マーチンのロボットおよび有人宇宙飛行における実績ある遺産を、次の段階の探査ミッションに拡大することに重点を置いている。
科学と有人宇宙飛行の両分野でNASAが提案したキャプチャー・マネージャを務めたほか、ロッキード・マーチン、ジェット推進研究所、ボール・エアロスペース社で、ナビゲータやシステムエンジニア、中小企業のオーナーなど、さまざまな立場で宇宙科学や探査ミッションに携った。1998年12月、1999年1月、1999年2月に打ち上げられたマーズ・クライメイト・オービター、マーズ・ポーラー・ランダー、スターダスト宇宙船の打ち上げを担当し、成功を収めた。
テキサス大学オースティン校(1987年)およびコロラド大学(84年)で航空宇宙工学の修士号および学士号を取得。オースティンでは、テキサス大学の宇宙研究センターで、海洋観測ミッションのための高精度地球重力場の開発をサポートした。
コロラド州出身。趣味は読書、スキー、山歩きなど。