2010年バオバブを設立。国内外のAI開発に取り組む大企業や研究機関から学習データ作成を受託し、働き方に制約のある人々へ、アノテーション業務の育成と作業委託を行うことで、新たな雇用機会を生み出す事業を展開。「誰もがその人らしくいることが受け入れられ、人生の選択肢が開かれている社会」を目指し、子育て中の主婦・主夫や家族介護者、アノテーションの仕事にマッチした適性をもつ発達障がいの方々等、世界中で約1,200名を超えるアノテーターと共に世界最高品質のAI学習データを提供している。2022年にはウクライナ、シリア、レバノン等の避難民を対象にITやアノテーションのスキルアッププログラムをスタート。同年、スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版03にて共著論文「誰もがその人らしく働ける就業環境の社会価値〜デジタル化で生まれる雇用が働き方の選択肢を増やす〜」を寄稿。2023年には経済産業省から 「J-Startup Impact」に選定されたほか、国産生成AIモデル研究開発に参画。