1987年に厚生省(現厚生労働省)に入省して以来、社会福祉、こども虐待防止、医療保険、外国人雇用などの分野を担当し、法制度や政策づくりを担当。省外では、大蔵省、環境省、内閣府(男女共同参画、食品リスク評価)、内閣人事局、宮城県庁での勤務経験がある。このほか、三重県桑名市では副市長として公立病院と民間病院の再編統合を担当。2021年厚生労働省社会・援護局長として地域共生社会の実現に向けた施策を推進。2022年からは内閣官房孤独・孤立対策担当室長として、政府一体となって対策に取り組むための重点計画の策定など政策の体系化や官・民・NPO連携の下での新しい行政手法の導入を担当。また、全ての国民を対象とする孤独・孤立対策を総合的に規定する推進立法を実現。2024年3月に退官し、現在は東洋大学福祉社会開発研究センター客員研究員として執筆活動に携わるとともに、公益財団法人防長教育会理事として公益活動に従事。