岸 暁子

東京大学
大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻個別化保健医療講座
特任助教

AkikoKishi

医師・医学博士(内科)・公衆衛生修士(栄養)
東大病院 糖尿病代謝内科で専門研修後、同病院 臨床研究推進センター 特任助教( 兼担 医療イノベーションイニシアティブ)として臨床研究支援や臨床研究・イノベーション教育に携わる。2016年より生活習慣病の入口のメタボに着目し、健康情報からリスクの予測及び可視化を通して、健康の自分ゴト化を促すための「カラダ予想図」プロジェクト」を立ち上げ、行動変容につなげるアプリや健康経営・産業保健分野で用いる健康管理システムを開発。2018年4月より、工学系研究科にて現職。

2021年より東大発ベンチャー企業「株式会社メドミライ」の取締役に就任。現在、在宅医療での経験と工学領域での経験から、健康長寿延伸のための秘訣を探るべく、健康な80代以上の方を対象に、タンパク・ゲノム等の詳細なバイオデータ・継続的なウェアラブルデバイスやアプリで得られるデジタルデータの取得と、その深層学習等による健康長寿度の予測や個別化評価を目的としたコホート研究を行っている。

2023年5月には、Journal of Internal Medicine と the Royal Swedish Academy of Sciences による健康長寿に注目した国際シンポジウムのOrganizing Committeeメンバーとして沖縄へ招致・開催し、国際共同研究へ発展させている。