ドイツ・ミュンヘン大学(LMU)で物理学の博士号を取得。専門は物理学、生物物理学、情報科学で、ナノテクノロジーから高性能計算(HPC)、大規模インフラ設計、ネットワークおよびサイバーセキュリティまで幅広い分野の研究に従事してきた。
東京の国立情報学研究所(NII)に在籍し、Linux、BSD、OpenSolaris、FOSSユーザーグループで活動。2017年には、ドイツ・ミュンヘンを拠点とするLegalTech/サイバーサイバーセキュリティ企業 Enobyte GmbH を設立。さらに2019年、東京・赤坂に株式会社Enobyteを設立し、欧州一般データ保護規則(GDPR)、NIS2、CRA、越境デジタル・コンプライアンスを中心に日欧企業を支援している。2018年には、日本語によるGDPRガイドブックを共著し、日欧企業のデータ保護・サイバーセキュリティ分野における実務支援を継続している。
現在、日独産業協会(DJW)にてサイバーセキュリティ/データ保護特別顧問およびITワーキンググループ主査を務め、多数の日本企業に助言を提供するとともに、国際的なデジタル政策・サイバーセキュリティに関する議論に参加している。