MadanOberoi

マダン・M・オベロイ

技術革新担当エグゼクティブ・ディレクター
インターポール

マダン・M・オベロイ博士はフルブライト奨学生で、ワシントン大学でサイバーセキュリティを専攻し、1992年卒のIPS(インド警察)職員として警察官としてのキャリアをスタートさせた。インド工科大学(IIT)デリーにて、サイバー犯罪の博士号と経営・システムの修士号を取得している。

現在、オベロイ博士は国際刑事警察機構(インターポール)の技術・イノベーション担当エグゼクティブ・ディレクターとして、インターポールの情報システム・技術部門、イノベーション・センター、能力開発・訓練部門を統括している。2019年5月まで、対テロ作戦の実施やサイバー犯罪・組織犯罪対策を担当するデリー警察の特別房を率いた。さらに、インド内務省のICT担当顧問を務め、初代局長としてインド・サイバー犯罪調整センター(I4C)の設立に重要な役割を果たした。

2014年から2017年まで、インターポールのサイバー犯罪部長を務めた。また、インド中央捜査局(CBI)の警察監察官として、汚職対策やサイバー犯罪などさまざまな部門を統括。それ以前は、警察副総監としてニューデリー中央地区を含む3つの地区の警察を指揮した。

国際的には、国連平和維持活動に2度参加し、ボスニア・ヘルツェゴビナ国連ミッションの情報管理ユニットを率いた。また、国連コソボ・ミッションのデータセンター責任者も務めた。