IkuoMisumi

三角 育生

東海大学
情報通信学部長 教授

2012年6月から内閣サイバーセキュリティセンター(NISC、改組前:情報セキュリティセンター)に内閣参事官として、16年6月から内閣審議官・同センター副センター長として勤務し、サイバーセキュリティ基本法制定・改正に内閣側として取り組んだとともに、同法に基づくサイバーセキュリティ戦略の立案とりまとめ(2015版及び2018年版)や各種基準等の見直しを行った。また、日本年金機構を含む重大なサイバーセキュリティ事象への対応などインシデントレスポンスの指揮等も多数行っている。

NISC勤務前は、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易審査課長、同商務情報政策局情報セキュリティ政策室長、(独)情報処理推進機構セキュリティセンター長等を歴任し、情報セキュリティガバナンスの推進、情報セキュリティ技術対策の促進などサイバーセキュリティに関連する業務の他、外為法に基づく審査、同審査の業務改革・情報化推進、コンピュータ2000年問題対応、90年代にワッセナーアレンジメント設立に関する国際交渉等に従事してきた。

2018年8月から2020年7月まで経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官兼内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター内閣審議官兼内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室長代理(副政府CIO)として、社会や組織のデジタライゼーションとサイバーセキュリティを一体として進める政策などに取り組んだ。
2020年7月退官、2022年4月から現職。